食べ物の好き嫌いありますか?
私は、嫌いなものがたくさんあります。
魚介類(特に、生魚、貝類)、ナス、納豆などなど・・・。
ですので、保育士時代、保育園で好き嫌いする子がいたら、心の中で「そうよね、嫌いよね」と一人で納得して、でも食べないと体の成長のためにならないので、少なくしたり、好きなものに隠したりして少しづつでも食べれるように促していました。
保育園で子どもたちが嫌いなものトップ5
1.ピーマン
2.キューリ
3.ブロッコリー
4.牛乳
5.トマト
後は、白ご飯、パン、レバー、肉なども嫌いな子が多かったです。
理由としては、口に入れて、もさもさする、嚙み切れない、飲み込めない、味が嫌い、すっぱい、苦い、ですね。
主食の白ご飯、パンが嫌いな子も増えてきたと思います。おかずが食べれなくても主食多めに食べてくれると、おやつまでお腹すかないので安心なのですが、主食が食べれないとお腹がすかないか心配になりました。
子どもが嫌いなものを食べるには
子どもが嫌いなものを、食べる促しとして、家庭でする一番のお勧めは、親や、兄弟が美味しそうに食べることです。
決して無理矢理に食べさせることなく、かといって嫌いだとわかっているからと、その子の分だけ用意しないとかではなく、泣かないかぎり少し(なめるくらいでも)挑戦はしたほうがいいと思います。
特に、最近牛乳が嫌いな子が多いのですが、アレルギーがない限り小学校でも牛乳が出るところが、多いので、「牛乳飲まないから家ではジュースです。」
は、お子さんが困ると思いますので、1歳になったらスプーン1杯からでよいので、牛乳を飲む練習をしてください。
「好きじゃないけど飲めます。」が理想ですね。
私は、今はブロッコリーが大好きですが、20代まで家でブロッコリーが食卓に並ぶことがなく、食べたことないので「嫌い」と言っていました。
典型的な食べず嫌いです。
今まで頑なに「嫌い」と思って食べなかったものが、ナスとマグロやサーモンの刺身です。白身の鯛やヒラメの刺身や、イカ、カニなどは、30代くらいには食べれるようになっていました。
私が、魚介類が食べれなくなったのは、お正月などで親戚が集まった時に、いとこがマグロの鉄火巻きを食べているときに、母が、「あんな小さい時(3歳くらい)から生もの食べたらお腹に虫がわくのにね」と私(5歳)にこっそり耳打ちしたことを、ずっと信じていたのだと思います。
生魚=子供は食べたらいけない。お腹が痛くなるの図式でした。
今年になって、なぜかナスもマグロもサーモンの刺身も急に食べてみようという気になって、食べてみました。今までは、居酒屋さんで刺身がでてもお友達に食べてもらっていました。
「美味しい」とまでは思いませんでしたが、次の日お腹を壊すこともなく、また食べてみようと思えました。
お子様も、いつ食べてみようと思うかわかりません。
大人が、これ嫌いよね、と言ってしまうと、「嫌い、食べれない」と思い込んでしまいます。
牛乳と一緒で、「好きではないけど、食べれる」が、体にも心にもいいと思います。
そして、もし1口でも食べれたときは、家族みんなで喜んで褒めてあげてくださいね。
まとめ
大人が勝手に、食べない、嫌いよね、用意しないよ、という環境ではなく、少量でも食べなくても、お子さんのぶんも配膳して、もし食べれたときは、一緒に喜んで褒めてあげてください。
食卓に上がらないものは、食べたことなくて、食べず嫌いになる子が多いです。保育園や小学校の給食のメニューを参考に夕食の用意ができたらいいですね。
余談ですが、果物もメロン、スイカ、パイナップルと家で食べたことがないものが、苦手な子が多かったです。