今日出勤するときに、同じフロアの男性とエレベーターが一緒になりました。
ほとんど会ったことはなかったですが、お子さんが3人いることは知っていました。
ちょうどゴミの日でお互いゴミ袋を持っていました。
ゴミを捨てに行くだけだからと思いますが、シャツはしわだらけで、靴もサンダルでした。
私は、自分が子育てをしていたころを思い出しました。
若いころは、友人がアパレルで働いていたこともあり、それなりに綺麗な服装を楽しんでいました。旅行に行くときは、洋服に合わせて靴も持参するほどで、皆にあきれられていました。
それが、子育て中は、ユニクロのトレーナーやTシャツの色違いを洗濯が乾いた順に着ていて、誰かが見ているとは考えず、なんなら「一生この洋服のセットでやっていけるよね」
なんて考えたこともありました。あんまり着すぎて、袖がほどけたり、肘に穴があいたりしていました。
一生懸命子育てした時のことを、エレベーターが一緒になったお父さんを見て思い出しました。
他にも子育て中に余裕のなかったものを思い出してみました。
服装
・洋服を選ぶ余裕がなく、洗濯が乾いたものをクローゼットになおすことがなく、そのままローテンションで着ていた。
・基本スニーカーか、ヒールのない靴。
・パンツスタイル(時々体系の隠れるワンピース)
・髪は結べるくらいの長さ
服装は、疲れた時は清潔にしていたら楽な方法でいいと思います。みんな同じで、そんなに見られていません。
私は、爪がピカピカ綺麗だとテンションが上がっていました。テレビを見ながら爪磨きをしたり、華美にならないマニキュアを塗ったりしている時、幸せで安心できました。
疲れた中でも何か素敵でテンションが上がることを見つけられるといいですね。
話を聞くこと
・次はあれしてこれしてと、いつも頭の中で考えていて、パートナーの話も子どもの話もしっかり聞いていなかったと思います。
子育てが終わった今なら、なぜあの時もっと話を聞いてあげられなかったのかと後悔しています。
でも、毎日何かに追われて日々精一杯ですよね。
今は全く話してくれず、私の話も聞いてくれず、残念な感じですが、何も言えませんね。
相手の立場に立つこと
・自分と自分の子が最優先で、他の人の立場に立つ余裕がなかった。
子どものためという名分で、私の意見を押し通したこともあったかもしれません。
「~するべき」という考え方しかできず、みんな私と違う意見があることが想像できませんでした。
時間の使い方
・子育て中は、「ただ眠い」の一言でした。
・家事育児、仕事の他に何かしようと思うことはなかったです。
無理に嫌なことをすることはないですが、読書をしたり好きな推しを応援したり、旅行に行った気になったり、家庭とは離れた好きな推しを見つけ、それを共有できる人がいると素敵ですね。読書や推しに使える時間は、ご褒美になります。
お金の使い方
・児童手当など、生活資金で使っていました。贅沢をしていたつもりはありませんが、家計見直しするともう少し貯金できたように思います。
児童手当など、もう少し有効な使い方ができたのではないかと今では思います。
子どもが高校生になると、教科書や制服、入学するだけですごい金額が動きます。
今年専門学校に入学しましたが、高校の数倍お金がかかりました。
今は、奨学金など充実していますが、最終的には返金しなければならないので、貯金しておくことをお勧めします。
想像すること
・子育てをしている時期は、人間関係も狭くなり、友人と話すことも家族の事、子どもの事に限定されそれが当たり前でした。
視野が狭くなると、お互いをライバル視して比べ合い、マウントの取り合いになっていた気がします。
今思えば、どうしてあんなことで揉めたのだろうと思うことがありました。
少し余裕があれば、カフェなどで、ヒューマンウォッチングしながら、あの人の髪型かわいいなとか、あのカップルは幸せそうとか、外の世界に目を向ける時間があると想像力も広がるように思いました。
まとめ
現在子育て中の方、家事育児お疲れ様です。
今、本当にお疲れですよね。
一人目の方は、二人目、三人目で育児が楽になると聞きます。
一人目の方も、数年後今よりきっと楽になると思います。
子育てが楽になった時、自分がどこに立っているか見失うことがあります。
全てを子育てに全力投球してしまうと、いつかどこかでバランスが取れなくなるようです。
全力投球が悪いわけではありません。
ですが、何事も逃げ道があると心に余裕が生まれます。
服装も、時間もお金も想像力も後々の逃げ道になると思います。
自己肯定感の低い私は、いつのまにか自分を好きにならないと自己肯定感が上がらないと勘違いをしていました。
自分を好きになるが一番でしょうが、自分を好きではない自分を認めるで、いいみたいです。
今の子育ては、間違っていません。でももう少し力を抜いて周りを見て、他の人の子育てと比べず、逃げ道を用意して子育てを楽しんでくださいね。
今のあなたでいいんです。今の私でいいんです。